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魁!!男塾 【称号:凡作+】

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日本男子に武士道精神を叩き込む私塾“男塾”に、剣の達人・桃太郎、ド根性男の富樫、野生児・虎丸らが入塾してきた。彼らは常軌を逸したシゴキと懲罰に耐え、男塾乗っ取りをねらう邪悪集団、関東豪学連との決戦に挑む。(MovieWalkerより抜粋)

民明書房←実在の出版社だと思ってました……(恥)

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少年ジャンプに長期にわたって連載されていた『魁!!男塾』は学生だった僕もリアルタイムな読者でした。というかこのマンガ、大好きでした!! 当時の少年ジャンプは『風魔の小次郎』『キン肉マン』『ドラゴンボール』『北斗の拳』など荒唐無稽な能力を持った戦士たちが特殊な戦場で命がけの死闘をくり広げる話が主流だった。『魁!!男塾』もまさにそのパターンを踏襲していたわけだがその中でも際だって濃い作品だったのだ。

とにかく出てくるのは全編にわたってむさ苦しい男ばかりで女性なんてほとんど出てこなかった。どいつもこいつもどー見ても30過ぎのオヤジ顔なのに不良少年なのだ。そんな彼らをたたき上げる男塾はまるで戦前の軍隊学校をさらにキチガイにしたような校風。油風呂に入ったり硫酸の入ったカップを頭に乗せて座禅を組んだり夜のサファリパークに侵入して猛獣と格闘したりとやっていることはメチャクチャだ。このキチガイぶりがコメディとなっている。

さてマンガの実写化に当たって一番重要なのはキャスティングだろう。観客のほとんどはオリジナルのファンか少なくとも読者である。ヒットするマンガというのは間違いなくキャラクターが魅力的だ。実写に当たっていかにそのイメージを維持できるかが最初で最大の難問かもしれない。

本作のキャスティングは「お見事!!」というほかない。主役級から脇役に至るまでよくぞあそこまでイメージ通りに揃えられたものだと思う。特に塾長の江田島と富樫と教官殿と松尾(応援団長)はビジュアルも雰囲気もそのまんまじゃないか。山田親太郎(山田優の弟)演じる虎丸は若干違和感があったもののヘタクソなりにも役になりきりろうとするバカ情熱がカバーしている。そう、この映画は技術や才能よりも男気が重要なのだ!! イメージ戦略にがんじがらめにされたジャニーズなんかの出てくる幕じゃねぇー!!
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とはいえこの映画が優れているのはキャスティングだけだ。終盤の関東豪学連との驚邏大三凶殺における対決シーンもCGなしの肉弾演技とされているが単にCGにする予算がなかっただけにしかみえない。CGを駆使していいから原作にあった荒唐無稽な体術を見せてほしいところだ。役者たちのアクションレベルはそれほど高いわけではないので残念ながら迫力に欠ける。特に武器を使った演出などあまりにも稚拙すぎる。伊達臣人の槍術の演出は呆れるほど稚拙だ。学生の自主映画でももうちょっと工夫するぞ。

むしろ前半の男塾を舞台としたギャグ編の方がずっと楽しめる。製作者サイドは驚邏大三凶殺を本作のメインディッシュにしたかったのだろうが残念ながらオードブルが美味しすぎた。主演と監督を務めた格闘スタント俳優だけにアクションを見せたかったのは分かるが演出に問題があった。

とはいえ原作に対する愛情や役者たちのバカ情熱はイタイほどに伝わってくる。先ほども書いたがこの作品で重要なのは技術やタレントではない。常軌を逸した熱血とありえないど根性とキチガイじみた男気なのだ。男塾ワールドを理解している人ならそれなりの満足感が得られると思う。しかしそれ以外の人にとっては出来の悪いアクションにしか写らないかもしれない。(56点)

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受信: 2008年2月 3日 (日) 13時40分

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 「週刊少年ジャンプ」で一世を風靡した、あの「男塾」をどうやって実写化するんだ!と一部で話題になっていた今回の実写映画化。さて、その中身は・・・  真の男を育てる「男塾」に入塾してきた4人の男達。煮立った油の中で半身浴を行う「油風呂」など、数々の試練「男塾名物」に耐えつつ絆を育んでいた塾生達だったが、そこへ極悪軍団「関東豪学連」が殴りこみを仕掛けてきた・・・  ストーリーは原作のダイジェストにもなっていないようで、原作ファンは怒るだろうし、この映画で初めて「男塾」に触れる層にも不親切。人気ファ... [続きを読む]

受信: 2008年2月 3日 (日) 21時55分

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